期末テストまで10日前後となり、多摩ロベルトでは連日、こんなに多くの中学生達が試験勉強に励んでいます。

　さて…

どうやったら、定期テストの結果が上がりますか？

　試験前になると、こういった相談をよく受けるようになります。対策授業やら問題集、試験直前プリントなど、点数に直結するような素晴らしい秘密兵器を求めて生徒達が相談に来てくれるのですが、残念ながら私の答えは「兎にも角にも勉強に掛ける時間を増やしなさい」なのです。

　千人以上の生徒達を指導してきて言えるのは、「勉強時間と結果は、ほぼほぼ比例する」ということ。良い結果を出している生徒や結果を伸ばしている生徒は、やっぱり勉強に時間を掛けています。それに対して点数が伸びていない生徒は、「たくさん勉強している」という思い込みばかりで、結果の良い生徒と比べるとやっぱり少ないのです。

　諺（ことわざ）にもあるように、学問に王道はありません。学を得るための安易な方法が無いというのですから、そろそろ王道（近道）探しを諦めて、その時間を勉強に当ててみてはどうですか？　その方が何倍も結果に現れますよ。