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《高校受験》「受験は自分のため」であれ!

中学3年生との面談が一通り終わり、全員の併願校(滑り止め校)や第一志望校、チャレンジ校といった受験校が定まりました。

今年もほぼ全員の内申が上がりました。中には12ポイントもアップした生徒もいます。そのため、ほとんどの生徒が希望通りの高校を受験することができます。さらには、良い意味で志望校を再検討(ランクアップ)した生徒も少なくありませんでした。

さて、当塾では可能な限りの時間を生徒面談に割き、生徒にとって「自分に合った学校」を一緒に探し出しています。その時に必ず次の2つのことを生徒達にアドバイスしています。

ご家族の理解とサポートに感謝してるからこそ言えることなのですが、まず1つ目は「自分のための受験であれ」ということです。受験は親のためでもなく、もちろん塾のためでもありません。ですから、大人の都合や見栄に振り回された無謀な受験や無駄な受験を、私は勧めません。むしろ、第一志望校合格に必要な学校を自分のために受験するようアドバイスしています。

そして2つ目が、「高校進学は通過点であって終着点ではない」ということです。この時期は高校に入ることばかりに目を向けてしまいがちです。しかし、試験に合格し、高校に進学することがゴールではありません。進学後だけでなく卒業時や卒業後の事も考えて学校を選び、試験に臨むよう私は生徒達に話しています。

こういった昔ながらの泥臭い進路面談を行っているのも、今日ではたぶん多摩ロベルトくらいでしょう。だからこそ、じっくりと面談に時間を掛け、子ども達と正面から向き合い、生徒達が自分の将来を考える切っ掛けになってくれれば幸いです。