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《素朴な疑問》なぜ努力しなければいけないの?

なんで努力しなければいければいけないの?

小中学生ならば、誰もが思っていることでしょう。「そんなのは当たり前だから」と我々大人達はついつい簡単に片付けてしまいがちですが、子ども達にしてみると素朴ながらも深刻な悩み。だからこそ、今回の相談は子ども達と一緒に私も考えてみたいと思います。

私達が努力しなければいけないのは、少々きつい言い方になりますが、ずばり「才能派ではないから」だと私は考えています。才能とは生まれながら備わっている力です。その才能だけでは満足できる結果が出せないから、努力が必要なのだと思うのです。

以前、一度解いた問題は何でも覚えてしまう特異な生徒を預かったことがあります。その生徒は試験前も努力することなく、素晴らしい結果を毎回出していました。人並み外れた才能さえあれば、努力なんて必要ないのでしょう。

それに比べ、努力無しでは50点にも届かないような人が、80点を狙うとしましょう。そうなると、30点分の努力や苦労が必要となります。欲を出して満点を取ろうとするなら、相当な努力が必要となるでしょう。

努力しなければいけないのかどうかは、要は自分次第です。自分自身に目を向け、自分を知れば知るほど、努力をしなければいけない理由に辿り着くはずです。

と、私は考えています。皆さんは、どうでしょうか?