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《小中学生》オンライン自習で分かった3つのこと

小中学校が休校の間、多摩ロベルトでは塾生達の学習リズムが少しでも安定するようにと、毎朝9時から2時間、オンライン自習室を開催していました。

連日50名前後の塾生やその弟妹が参加し、非常に多くの保護者の方々から勉強時間や学習量が保持できただけでなく、自宅でも中身の濃い(緊張感のある)学習環境が築けたといった嬉しい声を頂戴しました。

「朝から勉強するのは辛い」と愚痴をこぼしながらも、実は生徒達にも朝自習は好評でした。オンライン自習室に参加することで、巣ごもり中であっても級友や先輩達と切磋琢磨する機会が持て、多くの生徒達が「(自分よりも勉強が)できる生徒達」の特徴や共通点に気づけからです。

家庭の事情によりオンライン自習室に参加できなかった小中学生もいましたので、今回はその「できる生徒の特徴や共通点」を3つ選んで紹介したいと思います。

(1) まずはやってみる

何事に対しても「まずはやってみる」というチャレンジ精神や前向きな姿勢が、できる生徒は非常に顕著です。ですから、できる生徒ほど直ぐにオンライン自習室を取り入れ始め、できない生徒ほど何かしらの理由を付けて避けていたのではないでしょうか。この「着手する時間差」が、後々の「学力差」に繋がっていると気づいた生徒も多かったようです。

(2) とりあえず続けてみる

できる生徒には、「一定の期間、とりあえず続けてみる」という特徴があります。一方、できない生徒ほど見切りを付けるのが驚くほど早いです。常日頃から私は塾生達に「小学生ならば10回、中学生なら7回は最低チャレンジし、それから判断しなさい」と指導しています。できる生徒ほどそれを実直に守り、朝自習を見事に習慣化して学力を付けていました。

(3) 自習の終え方が違う

できる生徒との一番の違いは自習の終え方です。普通の生徒達は時間がくると自習を終えてしまいますが、できる生徒はやるべき課題が終わったら自習が終わります。そういった頑張る生徒やできる生徒達のために、オンライン自習室は毎朝9時から11時までの枠でしたが、実際には午後1時過ぎまで開放していました。オンライン自習室を始めてから1週間が過ぎた頃から、できる生徒達の勉強方法に多くの小中学生達が感化され、時間達成から課題達成の勉強スタイルに変わりました。

 

1ヶ月という短い期間ではありましたが、朝のオンライン自習室では勉強以外にも多くの事が学べたのではないでしょうか。学校再開に伴い、オンライン自習室はこれで一旦休止します。ですが、学習リズムが乱れやすい夏休みや冬休みに、ぜひまた再開したいと考えています。 

多摩ロベルトでは生徒達のことを最優先に考え、こういった新しい取り組みに日々チャレンジしています。ご家庭でも「こうして欲しい」「ああして欲しい」といったご意見・ご要望があれば、お気軽にご相談ください。50年間の指導実績を誇る塾ですから、ほとんどの事に応じられると思います。