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《数学好きになるコツ》まずは「嫌い」から脱する!

図形は苦手、計算は辛い、文章題は意味が分からない、だから数学は嫌い。そんな思いで机に向かっている生徒は、決して少なくはないことでしょう。今回は、そんな生徒達へのアドバイスです。

なぜ数学は苦手、辛い、嫌い、と思うようになったのでしょうか? まずは原因から探ってみましょう。

多くの場合、それは「解けないから」が原因です。つまり、解答にまで辿り着かなかいが故に苦手意識が生まれ、数学が嫌(イヤ)になってしまったのではないでしょうか。

誰でもできるようになれば好きに、できないと嫌いになってしまいます。数学も同じで、解けない問題が多ければ多いほど嫌(イヤ)に、解ける問題が増えれば増えるほど好きになりやすいのです。ですから、数学嫌いから脱するコツは、解けない問題をいったん後に回し、解ける問題を沢山こなして苦手意識を薄めていくことです。

例えば、計算問題の方が解きやすければ、計算問題だけに焦点を当ててひたすら類題を解きます。反対に文章題が苦手であれば、構わず飛ばしてしまいましょう。この様に、取り組みやすい問題を活用して成功体験を積み重ね、徐々に自信をつけていくのです。

ただ1つ気をつけて欲しいのは、飛ばした苦手分野(文章題)の分量(時間)は必ず得意分野(計算問題)で埋め合わせるということです。そうでないと、数学の学習量そのものが減ってしまい、数学嫌いからいつまで経っても脱することができなくなってしまいます。

この方法を、1ヶ月ほど前からチャレンジしている中2の女子生徒がいます。本人曰く「以前よりも数学が嫌いではなくなった」そうです。今では、授業後や授業日以外の補講や追試に彼女が呼び出されることもほとんど無くなり、前回の定期テストでは学校内順位が上位10%にまで伸びています。

多摩ロベルトでは毎週土曜日15時から18時まで、数学を苦手とする生徒達のために特別に補講をしたり、質問を受けています。学年も学期も始まったばかりです。数学嫌いから脱するなら、今が絶好のタイミングであり、絶好のチャンスでもありますよ!