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融通の利かない親ほど、子は伸びる?!

稲城市役所前 三沢川の桜

「あの時は『良い』って言ったのに、なんで今回はダメなの?」「毎回、言うことが違う!」などなど、小中学生の子どもを持つご家庭では、よくお子さんが口にする言葉ではないでしょうか?

最も多感な小中学生の子育てにおいて大事なのは、保護者の一貫性のある態度と対応だと私は考えています。保護者の姿勢や行動が気分や機嫌などでぶれないことが、子どもを伸ばす大きな要素の1つだと思うのです。

とは言っても、実践するのは難しいことです。それもそのはず、我々大人達も迷いながら、そして悩みながら子育てをしているわけですから、「気分や機嫌でぶれない」だとか「一貫性のある態度と対応」が大事なのは頭では分かっていながらも、そう簡単にできることではないでしょう。

そこで私が保護者に提案しているのが、「融通の利かない親を演じる」ということ。少し頑固なくらい意地を張っても良いかもしれません。「一度決めたり言いだしたら、なかなか意見を変えてくれない親」といった風にです。この「融通が利かない姿勢」が、意外にも態度や対応に一貫性を持たせてくれます。

子育てのお役に立てれば幸いです。